コケ対策と予防 |
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コケ対策と予防のページ |
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| ◆コケの主な発生原因◆ アクアリストにとって一番やっかいな敵は「コケ」でしょう。葉にコケが絡まってしまうと、 せっかくきれいに植えた水草も台無しになってしまいます。コケに悩まされている方も 多いと思いますが、アクアリストにとってコケ対策と予防をすることは 避けては通れない道なのです。 コケの発生原因はいくつか考えられますが、最も多い原因は、水変えの頻度が 少なく飼育水の亜硝酸濃度や硝酸塩濃度が高くなった時です。 また、水変えの頻度は多くてもフィルターが目詰まりしていると、 ろ過能力が落ちてコケが発生してしまいます。 他の原因では照明時間が長すぎたり、光量が強すぎる場合、逆に弱すぎる場合、 肥料過多などの原因があげられます。 コケも水草と同じ植物の仲間なので生きていくには、水と光と二酸化炭素と 栄養分が必要です。つまり水草にとって育ちやすい環境はコケにとっても 育ちやすい環境なのです。 しかし、熱帯魚ショップなどの水草水槽を観てみると水草は元気に育っていても コケは生えていませんよね。 それは、「水草がコケを発生させる隙を与えていない」のです。 つまり、水草が元気良く生長すれば水槽内の栄養分や二酸化炭素は すべて水草に吸収され、コケが発生するために必要な栄養分や 二酸化炭素を余らせていないのです。 しかし、飼育者が水草に吸収しきれないほど肥料を与えたり、 二酸化炭素を多く添加すると、余りものをコケが吸収して繁殖してしまうのです。 また、フィルターを作動させたとしても、コケの発生を抑えるには定期的な 水変えが必要です。魚の排泄物やエサの残りなどの有害物質は、 ろ過バクテリアによって有害物質は分解され、比較的無害な硝酸塩に変わります。 しかし、比較的無害な硝酸塩でも、溜まってくるとコケの栄養になってしまいます。 水草も硝酸塩を栄養分として取り込んでいますが、水草が取り込んでいる 硝酸塩の量は、たとえ水草を多く植えた水草水槽でもそれほど多くはないのです。 そこで、コケの栄養源になっている硝酸塩の濃度を低くするためにも水変え という作業が必要になってくるのです。 ◆コケの種類と対策法◆ コケといっても斑点状コケ、アオミドロ、藍藻、ヒゲ状のコケ、房状のコケなど 種類は色々あります。 コケの種類によってコケ対策や予防法も違いますので、生えているコケの種類を 知っておきましょう。 ケイ藻は、水槽を設置して間がないときによく発生する茶色いコケです。 水質が安定していないときや、蛍光ランプの光量が落ちたときなどにもよく発生します。 葉の大きい水草やガラス面に付き、 手で擦れば簡単に取ることができます。 飼育水が落ち着いてくると発生しなくなることが多く、 また、蛍光ランプを交換してみると数日でなくなる場合もあります。 アオミドロは髪の毛の様に細長く、水槽を設置して間がないときや、 光量が強く二酸化炭素が少ないときに発生しやすいコケです。ピンセットや 歯ラシなどで絡めて取ることが出来ますが、完全に取ることが難しいので、 水変えをこまめにしましょう。すると突然消えてしまうことがあります。 藍藻はコケの中でも繁殖力が強く、あっという間にレイアウトを台無しにしてしまう 厄介なコケで、水草の葉、ガラス面、底砂の表面に発生します。 原因は底砂の汚れによる水質悪化です。 あまりにも大量発生した時は、水草を抜いて砂利を洗い直した方が良いでしょう。 ヒゲ状のコケは水流の強い場所やアヌビアスなどの葉のふちに発生し、 活着力がありますので、一度付いてしまうとなかなか取れません。 水質の悪化が原因なので、水変えをこまめにしましょう。 スポット状のコケはガラス面に緑色の点々と付くコケで、スポンジではなかなか 落ちません。スクレーパーか、三角定規で擦り落としましょう。 ◆コケを食べてくれる生物◆ ガラス面に付いたコケはスポンジやスクレーパーを使えば容易に取り除くことが できても、水草や底床の表面に付いたコケを取り除くことはなかなかできません。 そこで、コケを食べてくれる魚やエビ、貝などを入れることによって、自分でできない コケ退治をしてもらいましょう。コケを食べる魚は、 オトシンクルスやペンシルフィッシュ、エビでは、ヤマトヌマエビ、 貝ではイシマキ貝があげられます。 アルジーイーターもコケを良く食べてくれますが、コケを食べ尽くすと水草まで 食べてしまいますので、普段はサブの水槽で飼育し、コケが生えたらメインの水槽に 入れる、といった方法もあります。 エビの仲間もコケ退治に役立ってくれます。中でもヤマトヌマエはエビの中でも 大型で、最もコケ退治に適しています。 ビーシュリンプやクリスタルシュリンプ、ミナミヌマエビもコケを食べますが、 小型のため食べる量が少ないので水槽にはかなりの数を入れなくてはなりません。 貝類はケイ藻やスッポト状のコケを良く食べますが、貝の種類を間違えてしまうと、 どんどん繁殖し、見栄えの悪い水槽になってしまうので注意しましょう。 コケ退治に向いた貝類は、イシマキ貝、アップルスネール、イガカノコガイなどです。 ただこれらの貝は汽水域に生息する貝なので繁殖は抑えられますが、 淡水で長生きさせることは難しいでしょう。 また、イシマキ貝はガラス面などから落ちてひっくり返ると、 自力で起き上がることができず、そのまま死んでしまうことがあります。
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