水草レイアウト |
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水草レイアウト実践編 |
| ◆レイアウトの基本◆ 水草のレイアウトには決まりがありません。 自分の好きな水草を思うがままに 植え込んで観賞するところに水草レイアウトの楽しさがあります。 ただ、基本的なレイアウトを知っておくと色んな水中景観をアレンジできますので 覚えておくと良いでしょう。 基本的なレイアウトは、水槽の後ろ(後景)に草丈の高い水草を植え、 手前(前景)には背の低い水草を植えます。その中間辺り(中景)に、 中くらいの水草を植えると立体的なレイアウトが出来上がります。 後景に使われる水草の種類はアンブリアやバリスネリアなどの有茎種です。 前景には、ピグミーチェーンサジタリアやエキノドルス・テネルスなどの 小型のロゼット型が良く使われます。 水草には様々な種類がありますが、色んな種類の水草を植えるときは、 似たような種類の水草が隣り合わせにならないようにしたり、 赤い色の水草を植えることにより、めりはりのある引き締まったレイアウトになります。 また、レイアウトにアクセントを付ける意味で、水槽の中心に一目惹くような水草や 変わった形の水草を植えて、それを中心にレイアウトをするのも面白いでしょう。 クリプトコリネやエキノドルスは変わった形の水草が多く観賞価値の高い水草です。 ◆水草の植え方◆ 水草を上手に植えるには、ピンセットで一本ずつ丁寧に植えることです。 手で押し込むように植えると根や茎が痛んでしまいます。 有茎種は、植え込む前に痛んだ葉や下の葉をカットしましょう。底床は水草が 抜けないように3〜5cmは敷いておきましょう。厚く敷き過ぎるとと底床の中の 水の通りが悪くなり水質を悪化させてしまいます。 まず、ピンセットで水草の下の部分を軽く挟み、水草と底床が垂直になるように 植えましょう。この時、水草に対してピンセットを斜めに挟んでしまうと、 植えてもすぐ水草が抜けてしまうので、水草と平行になるように挟んで植えましょう。 ソイル系の底砂は重みがないので植えてもすぐ抜けてしまうため、下の葉を一枚残して、 その葉ごと植えると抜けにくくなります。 ロゼット型の水草も有茎種と同様に植え込む前に痛んだ葉や下の葉をカットし、 また、根が長すぎると植え込みにくいので、2、3cmだけ残してカットしましょう。 ピンセットで挟んだら、根が隠れる程度に浅く植え込みましょう。 アヌビアスなどのポット入りの水草は、植え込む前にポットを外して、 根に巻きつけられているウールを取り除いてから植えましょう。 ウールが取り外しにくい場合は、水で洗い流しながらほぐすときれいに取れます。 ◆産地別水草レイアウト◆ 〈南米風レイアウト〉 南米産の水草といえばエキノドルスの仲間があげられます。 エキノドルスを繁茂させれば、同じ南米産熱帯魚のアピストにとって最適な環境が 作り出せます。 また、エンゼルフィシュを飼育する場合は水槽中央部に草丈の高くならない ピグミーチェーンアマゾンを植えれば、空間を広く取れて遊泳に支障が出ません。 前景は飼育する熱帯魚を問わず、ピグミーチェーンアマゾンやエキノドルス・テネルスが 適しています。 種類別に距離を置いて植えると自然な感じのレイアウトが出来上がります。 また水草を引き立てる石や流木にウィローモスを活着させて配置させると、 より美しい景観になります。 また、南米風レイアウトのメインの水草となるエキノドルスの配置によってその水槽の レイアウトが決まってきます。 葉が放射状に広がるロゼット型の水草は空間を広く占有するので、90cmの水槽では 真ん中か、やや後方に植えればセンタープラントとしての役割をしますが、 ホレマニーなどの細長い種類の水草は真ん中よりやや左右に寄った位置に植えると 見栄えがよくなります。 メインの水草の位置が決まったら、流木にテグスなどでウィローモスを縛り、 角度を色々変えて配置してみて、格好良く見える位置に置くきましょう センタープラントと流木の位置が決まったら、あとは前景の水草を配置すれば いいだけです。 前景にはピグミーチェーンアマゾンやエキノドルス・テネルスが適していますが、 ピグミーチェーンアマゾンを芝生のように植え込むには最低40〜50本は必要です。 〈アフリカ産レイアウト〉 アフリカ産の水草は種類が少なく、有茎種ではアマニア、ラガロシフォン、 ポタモゲトンくらいです。 ロゼット型では、アヌビアス、クリヌム、タイガーロータス、ボルビティスなどしか ありません。 しかしアヌビアスは多くの種類があり、アヌビアスだけを組み合わせてレイアウトが 出来るくらいです。 また、アヌビアスは流木や石にさえることが出来るので、流木や石を組み上げれば 立体的な水草レイアウトになります。 流木に活着させるときにテグスなどを使いますが、生長する方向を流木の縦の長さに 沿わせて生長させると格好よく見えます。 ただ、強く巻きずぎると根や茎を傷るので注意しましょう。 園芸用のビニタイがあればそちらを使う方が良いでしょう。 後景にはグラキリスなど、アヌビアスとは違った葉の形の水草を植えると良いでしょう。 また、アクセントとしてタイガーロータスや班入りの水草をセンタープラントとして 使うのも良いでしょう。 ◆アクアテラリウムとは◆ 一般的にアクアリウムといえば、水槽一杯に水が入っていることを言いますが、水槽内に 水場の部分と陸地の部分がある水槽を「アクアテラリウム」といいます。 水場には普通の水草を植え、陸上の部分には水草の気中葉や観葉植物を 植えてレイアウトをします。 セッティングの仕方は、陸上は水を少なくして、石や流木を配置します。 フィルターは水中モーターか、パワーフィルターを使い、陸上の石や流木から水が 出るようにすると良いでしょう。 水中に植える水草は水深が浅いため、小型のロゼット型の水草が良いでしょう。 水上にも芽を伸ばしたいときは、生長の早い有茎種を植えると水辺の雰囲気が出ます。 陸上に植える水草は、乾いてしまうと枯れてしまうので、水がかかるように フィルターから出る水をエアーチューブと繋いで葉の表面に流れるように循環させると 良いでしょう。 飼育する熱帯魚はラスボラやテトラなどの小型の魚や、アーチャーフィッシュ、 バタフライフィッシュ、ハチェットがお勧めです。 また、カエルやイモリなどの両生類も面白いでしょう。 |
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